死神の浮力

「死神の浮力」 伊坂幸太郎

 

前作「死神の精度」の続編である。

と言っても単独している話なので前作を読んでいなくても、

問題なく入り込める。

 

主な登場人物は、死神・千葉、山野辺夫妻、本城の三人である。

死神・千葉というのはタイトルにある死神である。

この作品の死神は仕事で人間を一週間調査する。

 

その理由は人が事故、事件、災害などの不慮の事故にて死ぬ可能性がある場合、

対象が死んでも問題ないかを調査することである。

 

一週間調査して死神が「可」と判断すれば、

8日目に対象は、事故、事件、災害などの不慮の事故にて死ぬ。

死神は対象が死ぬのを確認して調査終了となる。

 

また調査結果が「見送り」であれば8日目には死なずに対象は生活でき、

死神も結果を伝えた時点で仕事終了となる。

 

この作品で面白かったのは、

前作同様死神の千葉である。

 

彼は人間とは少し違うので言葉の意味をはき違えたり、

ずれた回答をすることがある。

 

山野辺が「良心がないんです。」

というと「クローンなのか」と返したりする。

 

そういった独特の返答をしたかと思えば、

聴いた会話の内容や、その場の雰囲気に合わして、

気の利いた言葉を発することもあるのでここも気にして読んでほしい。

 

今作のキーワードというかよく出てくる言葉は

「25人に1人は良心がない」

「人間は必ず死ぬ」

あとは随所にパスカルの言葉が使われている。

 

 

所々でこれらの単語・キーワードが出てくる。

 

 

 

死神の浮力 (文春文庫)

死神の浮力 (文春文庫)

 

 

初仕事

昨日初めて個人でお仕事をもらい作業をして収入を手に入れた。

 

今まではバイトだったり社会人として組織の中で仕事をして、

収入を得てきた。

 

けど、今年の4月で会社を辞め個人で仕事をするようになった。

まぁでも結局は派遣で会社に入り仕事をするので、

今までと大した違いはなかった。

 

ただ今回の仕事は、知り合いの方から

「独立したんだって!?

 してほしい作業があるからしてくれない?」

 

みたいな形で会社ではなく個人からの依頼の仕事であった。

 

内容はHPを持っているんだけれども、

契約しているサーバーを変更して、

HPの保守もやめ自分で編集したいとのことだった。

 

内容的には、変更先のサーバーとFTPソフトがあれば簡単だろうなぁ

と思って引き受けた。

 

事前準備として、

パソコンはMacということを聞いていたのでMacで使えるFTPソフトを探す。

また変更先のサーバーを探すの2つを行った。

(ただこのとき今使っているサーバーを聞いていなかったので、

移行のときにこの調べたサーバーと今のとこが一緒の場合やばかった。)

 

 

FTPソフトはtransmitというのがMacでは有名ぽかったのでそれで行こうと決めた。

サーバーもXserver が安くて条件がよさそうだったのでそれに決定。

(サーバー契約でドメイン無料キャンペーン中)

 

昨日が作業当日だった。

まぁ一時間くらいあれば終わるだろうと思っていた。

 

実際には3時間もかかってしまった...

 

時間がかかってしまった理由

1.現行のサーバーからソースをすべてローカルに落とさないといけなかった。

それをFTPソフトのtransmitでしようとした。

サーバー名とアカウントはわかるけどパスワードがわからない。

 

いくつか候補があってそれを試すがどれも間違っていた。

それともう一つ問題、transmitがFTP接続情報を持てるのが3件のみ(FREEの場合)

失敗した情報が3件登録されてしまいそれ以上登録できなくなってしまう。

削除の方法とかあるのだと思うのだけれども準備不足で対応できず。。。

 

2.新サーバーへのファイル転送

これは1.でFTPソフトの接続先情報の登録ができなくたってしまったために、

転送先フォルダを間違ったりした場合に毎回FTP接続情報の入力が必要になった。

またファイル数が6000個(ほとんどが画像ファイル)くらいあったので転送そのものに

時間がかかってしまった。

 

 

今回は初めてのことでもあったのでいろいろ手順の不備や、

時間設定などを正しく出来なかった。

ただ一回やったことで問題点や、

自分でもこれができるという自信になった。

 

何事にも挑戦することは大事なんだな。

 

作業が完了したときに依頼者の人にとても喜んでもらえたのが、

なによりもうれしかった。

それで次回も何かあれば手伝おうと思ったし、

作業をスムーズにできるようになろうと思った。

 

なので次回チャンスがあれば

1.事前準備をしっかりする

2.必要な情報をしっかり聞く。

3.使用ソフトなどがあれば事前に使用しておく

4.おおまかなタイムスケジュールを決めておく

 

ほぼほぼ事前準備に含まれそうな内容だが、

これらをしっかり守って次回は取り組む。

 

あなたが最近した、挑戦はなんですか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

もし文豪たちが、カップ焼きそばの作り方を書いたら

 この本は、ほんとうにただただカップ焼きそばの作り方を書いているだけ。

ただ、それぞれの文豪の作品になっている。

 

そして、それぞれ作り方の目線が違うのでそういったところも面白い。

カップ焼きそばの作り方なんて、

 

1.蓋を1/3または半分くらいまでふたを開ける。

2.かやくやソースなどの入っている小袋を取り出す。

3.お湯を線まで入れる。

4.3分から5分まつ。

5.湯切りをする。

6.2.で取り出したものを入れてかき混ぜる

 

普通に書いたら多分こんな感じの内容で完結する。

 

書いてある内容の中でいえば、

シャーロック・ホームズという項目があってその内容は、

「まだコンロが熱いなこれはカップ焼きそばを食べたあとだからだな」

的な内容から入る。

その後ワトソンが

「いや、それだけでは判断できないでしょう」

などと入ってくる。

そこから

「シンクがまだ熱い、これは麺を湯切りしたからだ。

紅茶を作ったのであれば、シンクは捨てないだろう?」

 

「また冷蔵庫の中には調味料が入っているが、

マヨネーズだけ容量が減っていてかつ、

吹き出し口に中身が寄っている。

これはカップ焼きそばにかけたからだ。」

 

などとホームズが事件を紐解いていくような、

流れの中でカップ焼きそばが作られていたことを、

証明していく。

 

またそのほかの作品では、

カップ焼きそばを作る中での、

3分間の待ち時間の心情書いていたりする。

 

カップ焼きそばを作るっていう

お題だけでもこのように見方を変えれば、

いろいろな発想で文章が作れるということに驚いた。

 

内容だけ見ればすべて同じとこに行きつくのに、

視点が違うから飽きずに読める。

 

なので私も次の記事で私なりの

カップ焼きそばの作り方を記事にしたいと思う。

 

皆さんはどのようにカップ焼きそばの作り方で文章を書きますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

 

 

 

ミツバチ

ミツバチって知ってますか?

 

まぁほとんどの人が知っていると思います。

 

養蜂所ではちみつを作っている蜂です。

 

蜂には働きバチと女王バチがいるのはよく聞きますよね。

 

そして、働きバチと言えばオスの蜂をイメージするじゃないですか。

 

わたしはそうでした。

 

でも本当は。。。

 

働きバチはメスの蜂なんです。

 

驚きじゃないですか!?

 

そうすると、あれッ!?と思いませんか?

 

ではオスの蜂はどこにいるんだって。

 

女王バチと働きバチ。

 

女王バチはもちろんメス。

そして働きバチもメス。

 

んんん?

 

実はオスの蜂は雄バチと呼ばれていて別に存在するのです。

ではその雄バチの役割はというと

巣の中では働きバチに餌をもらう以外特に何もしない。

これ、ぶっ飛んでないですか!?(笑)

 

そんなこともあって雄バチは

英語では「drone」と呼ばれていて、

その意味は「なまけもの」だそうです。

 

でも雄バチにも悲しい運命が待っているんですよ。

蜂の繁殖期になると雄バチは女王バチと交尾を行うんです。

 

蜂の交尾は飛行中に行います。

雄バチが集団で飛んでいる中に女王バチがその集団に飛び込んできて行うのです。

 

そのときに雄バチは交尾のための射精をすぐに行います。

そしてすぐに死亡するのです。

 

女王バチはその射精後の死亡した雄バチをぶら下げながら飛行する。

そうするとそのうち、交尾器がちぎれて雄蜂の死体は落下する。

ちょっとかわいそうですね。

 

でもそれだけではなくて、雄バチは

繁殖期が終わると巣から追い出されてしまうのです。

 

巣の中では働きバチに餌をもらう以外特に何もしない。

が巣から追い出されるのですから、

確実に死亡します。

 

こんな感じで、ミツバチには3つの役割があるのです。

 

女王バチと働きバチの役割はわかりますよね?

わからなければ調べてみてください。(笑)

 

最後にしつもんです。

あなたは今どんな役割をしていますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

今日ふと急に「傘」という単語が頭に浮かんだ。

なんでだろう?

 

今日の空が曇りで雨が降りそうだったからなのか。

この前傘が壊れてしまって新しいのがいると思ったからなのか。

 

それにつられて「傘」を英語で言えば

「アンブレラ」となるなぁと思い。

 

「アン」は否定

では「ブレラ」ってどんな意味があるのだろう

と疑問に思った。

 

こうゆうときにはやっぱりグーグル先生の出番である。

 

「ブレラ 意味」で調べてみると意外な答えが・・・

 

「アンブレラ」は「umbrella」このように書くのです。

 

そして「アン」と「ブレラ」で分けるのではなく、

「アンブレ」と「ラ」で分けると書かれています。

 

「えっ!?

そうなの?」

と普通に驚いてしまいました。

 

「アンブレ(umbre)」は影や日よけという意味があり、

「ラ(lla)」には小さいという意味があります。

 

なので「アンブレラ」は「小さい日よけ」というのが正しい訳になるみたいです。

 

そうなってくると傘は雨が降っているときではなく、

日傘として使うことが正式な使い方になのか!?

 

と思って今度は「日傘」の英語を調べると、

「Parasol」が英語になるみたい。

内容は「太陽から自分を守るために使われる傘」となっている。

 

ん?

アンブレラ(umbrella)は小さい日よけ

パラソル(parasol)は太陽から自分を守る

 

いやどっちも太陽の光を遮るって意味やん!!(笑)

 

なので傘はもしかすると雨の日には使うものではないのかもしれないなぁと

思ってしまった。

 

アンブレラの勘違いから面白いことが知れてびっくりだったなぁ。

 

もしかするとこんな勘違い?思い込みがほかにもあるかも。

ふと気になった単語はグーグル先生に聞いてみよ。

 

面白い発見があるかも

 

最後に皆さんに質問です。

最近、なにか新しいことを発見しましたか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

文章がうまくなるコピーライターの読書術

「文章がうまくなるコピーライターの読書術」 鈴木康之

 

文章をうまく書きたいのであれば、写経せよ。

自分がこの人の文章が好きだと思ったら写経する。

 

私は文章を書くのが苦手である。

なにを書いていいのかわからないし、

単に文字を書くのが苦手だからである。

 

うまくなるには何事も練習だと思い、

このブログも時々こうして更新するようにはしている。

 

そこで文章をきれいに上手く書きたいと思い、

この本を読むことにした。

 

そこで書いてあったのが、

冒頭の2行である。

(本の中ではもう少し違う書き方で、

書いている場所もばらばらである)

 

文章を書くことをうまくなるために

他人の文章を写経する。

 

まねて書くことで文章がうまくなるということではなく、

自分の好きな文章を、

読んで書くことで、

その文章を分析して、理解することである。

 

文章の構成を理解することで、

自分の書く文章にも同様の洒落や趣が

プラスされる。

 

またいろんな人の書き方を自分に取り入れることで、

新しい自分の書き方が出来上がっていくのだという。

 

文章とは、

書き手、

かきもの、

読み手

の3つからなる。

 

となっていて、

書き手は書きたいように書き、

かきものは伝えたいことが書いてある。

読み手はそれを読み自分の解釈で

内容を理解する。

 

なので書き手は読み手が想像しやすいように書く。

 

また最後まで読んでもらえるように、

面白く、読むにつれてどんどん読みたくなるように書く。

 

いまはまだそれはできていないかもしれないが、

このブログもそのように成長していければと思う。

 

あなたは文章でどんなことを他人に伝えたいですか?

 

 

文章がうまくなるコピーライターの読書術(日経ビジネス人文庫 ブルー す 4-2)

文章がうまくなるコピーライターの読書術(日経ビジネス人文庫 ブルー す 4-2)

 

 

kei takebuchi 1st tour "KEYNOTE"

竹渕慶さんのファーストツアーの大阪に参加してきました。

 

グースハウスから離れてソロになって初めてのツアー。

 

MCでも選択と決断について語っていました。

 

グースハウスから抜けてこれから一人でやっていく不安。

その中でここでやらなければ、死ぬときに後悔する。

 

そう思って死ぬときに絶対に後悔したくないとのことで、

ソロになる決断をしたみたい。

 

それで選択と決断について自分の中で曲を選んで歌った曲が2曲あった。

1曲は英語の曲でタイトルは忘れてしまった・・・

 

もう1曲は、BUMP OF CHICKENの「車輪の唄」。

この曲は知っていたが、歌詞をあまりちゃんと聞いたことがなかった。

ここでそんなことを聞くまで、

選択と決断のことを書いているなんて思いもしなかった。

 

そのことを聞いて聴くこの曲は、いつもと違った。

自分で選択して遠く離れていく、名前は知っているけれど

見たこともどんなところかもわからない新しい場所に向かう友だち。

 

それを見送る自分。

ほんとうは離れたくないけど、

ここで引き留めてしまって、

友だちの夢の邪魔はできないと思う心。

 

友だちからの

「約束だよ 必ず またいつか会おう」

お互いが成長してまた会おうという言葉。

 

でもまだ自分のやることが決まっていないからなのか、

単にこの言葉を言ってしまうと本当の別れになるからなのか、

この約束がすぐにできない。

 

けどそれではだめだと思ってか、

最後には自分でも「またいつの日にか会おう」と

成長することを決断する。

 

ってな感じの意味なのかと聴いてて思った。

 

この解釈があっているのかわからないし、

ほんとうの歌詞の意味は書いた本人にしかわからないだろうけど。

 

歌詞は聴き方を変えれば、

こんなに素晴らしい解釈ができるんだなってことに気づけた。

 

また慶ちゃんは、

「決断するってことは、

誰かが損をするかもしれないし、

得をするかもしれない。

けど私は決断したんであれば、

それを全力で応援しようと思う。

ただそれをするには力がいる。

いまの私にはまだそれがない」

とも言っていた。

(こんな感じの言葉やったと思う間違ってるかも)

 

この言葉はかっこいいなぁとおもった。

 

応援するのに力がいるってあんまり考えたことはないけど、

確かに人を助けようと思うと、

自分が助けたい人以上の知識や実力がないと何もできない。

 

多くの人を助けよう(守ろう)と思うと

それだけ大きな力が必要になる。

 

これからは人を助けれる(守れる)ように力をつけていこう。

 

あなたは歌を聴くときどんなことを考えますか?

 

あなたが守りたい(助けたい)人をどのように守り(助け)ますか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。